Nebular Hypothesis Band / EP1
(Freak;1987)
リチャードプリンスて美術家がいて、音楽シーンとの関わりでいえばソニックユースのジャケットが有名なんだけど、このジャケットのマスクの女性見てふと思い出したんだよね。自分はプリンスの作品に精通しているわけじゃないけど、マスクを掛けた女性の作品をいくつか本などで見かけたことがある。 マスクをした女性というのはなんとなくエロティックな感じを受ける。なぜか。女性の口というのは時として第2の性器に例えられる、それをマスクで覆うということは、第一のそれを下着で覆うのと同じで、隠されることによって隠されたものがより強調される。とそんなことを考えていたらなんだかムラムラしてきたので、気を取り直して曲を聴いた。
87年といえばMARSのパンプアップザボリュームの大ヒット。サンプリングというものを象徴するかのようなこの曲。 これ以降ダンスミュージックにおいてある曲は、無数のバージョンのうちのひとつに過ぎないという認識ができたなんてことも言われてたような。まあマーズの話は置いといて、このネビュラバンド、音楽的にはベータバンドの先駆け的な感じを受けた。ゆったりとした曲調でサイケデリック。どこか牧歌的なんだけど、毒々しさも秘めているてな印象。インザドリームて曲があるんだけど、聞いた後に曲名みてなるほどと。たまに夢のなかで、すごく急いでるのにぜんぜん身体は思い通りに動かず、スローモーションのような動きしかできないことあって、そのときの感触に似た感じもあるなと。
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