Seal / Seal
(Pine;1999)
熱しやすく冷めやすいので、大抵のことは長続きしない。そんな自分が10年以上継続していることがCD/レコードの収集である。もちろん収集をやめようと考えたことは何度もある。狭い部屋の至るところでうず高く積み上がるCD/レコード。それらのおかげで部屋の掃除もままならず、気付けば部屋にはゴミが溜まり、CD/レコードとゴミに埋もれて暮らしている。
思い返せば収集熱にも波があったが、現在は月にCD/レコードを合わせて100枚前後に落ち着いている。それでまあ自慢もかねて、自分の所有するコレクションから珍しいものを紹介していこうと、このフログを開設した。といっても部屋の状態が状態なので、あれが紹介したいと思っても無理なはなしで、手近なもののうちから選ばざるを得ないのだが。
とにかく一枚目。ジャケットが目に付いたのでチョイス。
内容にまったく覚え無し。カーテン燃えてるぞ!!聴いてみると、なんとなく覚えがあるような。気のせいだな。で肝心の内容、最初から最後までメリハリのない演奏がダラダラと流れてきた。ライナーによればベースとドラムのデュオらしい。やけに音の悪いギターが後ろのほうでなっているのだが、おそらくサンプリングしたものを垂れ流してると思われる。シュゲイザーバンドにも、マイブラを様式的に引き継いだバンドから、サイケデリックな要素を追求するあまりよくわからないところに迷い込んでしまう人たちまでいろいろあって、このSealは後者のほうのシュゲイザーと感じられるような音。ボソボソ何を言っているかわからないボーカルが、ギターやベース、ドラムなどの音のなかで浮き沈みを繰り返しながら、ゆらゆらと漂うように聞こえてくる。聞いていてなんとなく不安な気持ちに襲われたのでしばらくは聞かないと思う。
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